広島大学 保健管理センター

受診・相談をためらわれる方へ

相談や受診に抵抗を感じているあなたへ

“精神科”という言葉に対して、重大な病気、治らない、恐いといったネガティブなイメージを持たれる方も少なからずおられるかもしれません。かつて、精神科という神秘性や閉鎖性、精神疾患の理解しづらさといった、ごく一部のイメージからそのような偏見を持たれている方もいらっしゃるでしょう。これを「スティグマ」といいます。

また、相談や受診をためらう一つの理由に、「相談や受診は弱い人がするものだ」とか「メンタルヘルス問題を抱えるのは弱い人だ」「メンタルヘルス不調をかかえたらおしまいだ」といった「自己スティグマ」があります。

胃腸が悪ければ内科へ、目に支障があれば眼科へ、といったことと同じように、メンタルヘルスが悪化すれば精神科(メンタルクリニック)へ、受診して必要であれば、専門的な医療を受けるのは自然なことです。

もちろん、胃腸や目が悪くなるのは特別な人ではなく、誰もがそういった症状を持つことがあるのと同じように、メンタルヘルスの不調も特別な人が抱えるわけではありません。意思の弱さとか、性格のよしあしではなく、誰もが症状を持つ可能性があります。

メンタルヘルスの不調は、仕事や学業、対人関係などに影響を与えることが明らかになっています。問題が生じた際には、早めの手当て(相談・受診)をすることで、いろいろな問題が長引くのを防ぐことが大切です。それでも、やはり相談を受けることに抵抗があるかもしれません。問題となっている状況や自分の状態について知ることは、相談や受診への意思決定に影響する可能性があります。相談や受診に抵抗を感じているのであれば、再度本HPにある“気分の落ち込み”、“睡眠”、“食行動”に関する情報を確認していただき、まずはご自身の状態に当てはまるかを確かめてみてください。

こころの悩みを持った時、相談とは、専門家の意見を参考にして自己決定すると考えてもよいかもしれません。問題解決の一つのツールととらえてください。

広島大学以外の相談先も参考にしてください https://health.hiroshima-u.ac.jp/?page_id=219